僕のウイスキーを
美味しいと思ってくれる人と
僕のために
最高のウイスキーをつくりたい

亀田蒸留所

僕は毎日の晩酌にウイスキーを飲むほど、ウイスキーが好きです。
ある日、いつものようにお酒を飲みながらぼやきました。

「原酒不足で、ウイスキーの値段が高くなってきた。
だんだん僕の手の届かないものになるなぁ」

すると、妻が言いました。
「そんなに好きなら自分でウイスキーをつくれば?」
亀田蒸溜所の始まりです。

ABOUT US

亀田蒸溜所について

はんこ屋が挑んだウイスキーづくり

僕は、甘くて、余韻が長く続くウイスキーが好きです。
妻のひと言から、自分が好きなウイスキーをつくることにしました。

それはとても険しい道のりでした。
なぜなら、本業は「はんこの大谷」で知られる印鑑販売会社「大谷」だからです。
妻はその社長で、僕は社員。
会社にウイスキーづくりの経験がある人は一人もいませんでした。
妻の両親には大反対されました。
それでも、自分が好きなウイスキーのためにチャレンジしたかったのです。

2019年、妻と一緒に蒸溜所を立ち上げました。

仕込んでは失敗。その繰り返し

蒸溜所を設立したものの、ウイスキーづくりにおいては全くの素人。
そこで、鹿児島の酒造会社で修行をさせていただき、
製造の基礎から工場管理の知識まで学びました。

茨城にある酒造会社では、設備面で協力していただきました。
大手メーカーの文献を読み漁って、ウイスキーの香味について知識を養いました。

しかし、いざ製造が始まっても思う通りにはいきません。
機械トラブルが何度もありました。
特に苦労したのは、麦芽と温水を混ぜてデンプンを糖に分解する「マッシング」。
仕込んでは失敗の繰り返しでした。

目指すは、1万人に1人が「美味しい」と思ってくれるウイスキー

苦労の連続でしたが、試行錯誤の日々を僕は楽しんでいました。
それどころか、ウイスキーがどんどん愛おしくなってきました。
面白いと感じたのは、味・香りの面で振り幅が大きい点。

僕たちがつくるのはクラフトウイスキーです。
10人いて8人に愛されるものをつくる必要はありません。
1万人に1人が「ここのものが一番美味しい」と言ってくれればそれで満足。
そんな気持ちで、ウイスキーと向き合ってきました。

そして、完成したのが、原酒「ニューポット Peated」。
ありがたいことに世界的品評会「ワールドウイスキーアワード2023」にて、
世界最高賞を受賞しました。
とても嬉しかったです。
小さな蒸溜所ですが、「自分好みの味を追求していける」と確信しました。

僕たちの旅は始まったばかりです。
僕のウイスキーを美味しいと思ってくれる人と僕のために、
これからもウイスキーをつくっていきます。

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